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起立性調節障害は完治する?主な治療法や治療に使われる薬について

「朝、起きたいのに起きられない」
「午前中は食欲がない」
「めまいや立ちくらみが起きる」

このような症状が毎日のように続き、学校生活や仕事にも支障が出てしまう疾患のことを「起立性調節障害」と呼びます。

自分の体が思い通りに動かないので本当に辛いものですが、適切な治療を受ければ完治させることは十分に可能です。
主な治療法や使われる薬などについて説明するので、ぜひ参考にしてください。

起立性調節障害の治療法

説明、説得療法

起立性調節障害はまだあまり広く知られていない病気で、しばしば「怠けている」「やる気がない」と誤解されがちです。
そのため、最初は体の不調だけだったものが、辛い気持ちを我慢しているうちに「うつ病」を発症してしまうケースも少なくありません。

ですから、まず「説明、説得療法」によって本人や親に病気に関する知識と理解を深めてもらい、治療しやすい環境を整える必要があります。

非薬物療法

起立性調節障害では、いきなり薬を使った治療を始めるケースは稀です。
まずは生活習慣や食事内容の見直し、運動不足の解消などから始め、徐々に根本的な原因をなくしていきます。

この病気にかかるとなかなか寝付けないので夜中まで起きていることが多く、それによってますます朝起きられないという悪循環に陥りがちなので、規則正しい生活習慣を身に付けることは非常に重要です。

学校との連携

中学生や高校生の子供の場合は、学校との連携を図り、相互理解を深めていくことが大切です。
教師に理解されないままだと学校での立場が悪くなり、子供が居場所をなくしてしまう可能性もあるので、病気について詳しく説明し、必要な協力を仰ぐようにします。

できれば、病院で診断書を書いてもらうと良いでしょう。

環境の改善

起立性調節障害は優しくてまじめな性格の人がかかりやすいと言われています。
そのため、学校や職場でいじめられたり、理不尽な思いをさせられたりすることが多く、このようなことが発症の原因になっているケースも少なくありません。

学校や職場を変わったり、長期間休んだりすることは難しいかもしれませんが、勉強の仕方を見直したり、部署の移動を願い出るなど、できるだけストレスの原因となっていることから遠ざける工夫をすることが大切です。

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心理療法

起立性調節障害の難しいところは、もともとの原因である「自律神経の異常」に加えて、心理的な葛藤が加わることです。
多くの場合、本人は悩みや不安、心配、イライラを抱えているので、専門家によるカウンセリングを受けて自分と向き合っていく必要があるのです。

また、周りで支える家族が追い詰められている場合も多いので、そのような時は家族も気持ちを打ち明けられる機会を持つようにします。

薬物療法

これまでに5つの治療方法について説明してきましたが、これらを試しても目指すような効果が得られなかった場合、薬物療法を行うこともあります。
治療薬としてよく使われているものには、次のような薬があります。

塩酸ミドドリン(メトリジンなど)

交感神経を刺激して血管を収縮させ、血圧を上げる作用のある薬で、第一選択薬としてよく使われています。
起立性調節障害では低血圧によるめまいや立ちくらみなどが起こりやすいので、そうした症状を和らげるのに役立ちます。

※副作用:ほとんどありませんが、頭痛や動悸、腹痛、吐き気、発汗、尿が出にくいなど

メチル硫酸アメジニウム(リズミックなど)

塩酸ミドドリンを服用しても効果がみられなかった場合に使われることの多い薬で、交感神経の働きを活発にして血管を収縮させたり、心臓の拍動を強めたりして血圧を上げます。

※副作用:動悸、頻脈、頭痛、腹痛、吐き気、ほてり感、尿が出にくいなど

メシル酸ジヒドロエルゴタミン(ジヒデルゴットなど)

これも塩酸ミトドリンで効果が得られなかった場合に使われる薬で、静脈の血管を収縮させて、立ち上がった時に下半身へ血液が貯留することを防ぎます。

※副作用:比較的少ないですが、動悸、吐き気、口の乾き、発疹、眠気、めまいなど

プロプラノロール(インデラルなど)

心臓にある交感神経の「β受容体」を遮断し、心臓の拍動を押さえて血管を収縮させる薬です。

※副作用:飲み始めのめまいや倦怠感、不整脈、目の乾燥、手足の冷えなど。稀に喘息を誘発することもあります

起立性調節障害は必ず治る病気!焦らず、根気よく治療しよう

多少の症状が残るケースはあるものの、起立性調節障害は必ず治すことのできる病気です。
すぐに治療の効果があらわれなくても焦らず「いつかは治る」と気を楽にしましょう。

治療期間は数年に及ぶこともありますが「日本小児心身医学会」によると、約半数の人が1年ぐらいで回復しているということです。

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