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大人も子供も「朝起きれない病気」になったら病院で診断!うつ病の可能性は?

子供が朝起きれない…これって病気?

子供が朝起きれないで、布団の中でグズグズとしてしまっていることが続くと、お父さんやお母さんはとても心配になってしまいますね。

「うちの子供は怠けているんじゃないか?」「気持ちが弱くて起きられないだけだ」と。

でも、子供も本当はとても起きたいと思っているかもしれません。

それでも子供が朝起きれないとしたら、これって病気かもしれない。と疑ってみてください。

朝起きれない時に考えられる病気は?

子供が朝起きれないという症状が続く場合は、大人なのに朝起きれない自分の症状が気になる場合には、いくつかの病気の可能性が考えられます。

どんな病気があるのか、それぞれの症状や特徴を詳しく見ていきましょう。

睡眠相後退症候群

朝起きれない病気の可能性の一つに睡眠相後退症候群があります。

特徴

睡眠相後退症候群は、10歳〜20代前半の若い世代によくみられる病気です。

塾や勉強、試験勉強、ゲームやスマートフォンをいじっていたりして夜更かしが続いてしまうことで、体内時計が乱れてしまい、夜になると眠くなるという睡眠のリズムが機能しなくなってしまう睡眠障害の一つです。

睡眠相後退症候群になってしまうと、健康な子に比べて、体温のリズムやホルモンリズムが3,4時間遅れており、そのため体内時計も遅れ、睡眠時間帯も遅れるようになってしまっているようです。

症状

睡眠相後退症候群の症状は、わかりやすく生活リズムが一般の人にくらべて3〜5時間程遅れてしまうものです。

眠くなり始めるのが2時、3時と遅い人だと、4時5時まで寝付けなかったり、それに伴い、朝起きる時間も11時12時と遅くなっていきます。

睡眠時間帯が遅れてしまうという特徴はあるものの、6〜7時間の平均的な睡眠量があれば寝起きに頭が痛くなったり、気分わるくなるなどの症状がでることはありません。

もちろん寝る時間が遅いのに、7時や8時に起きたりすれば、睡眠時間が足りておらず気分を悪くしてしまうことはあるでしょう。

治療法

睡眠相後退症候群の治療法は大きく3つあります。

病院で、睡眠相後退症候群の診断を受けた場合に、睡眠相後退症候群の初期であったり、軽度な様子であれば、まずは時間療法を提案されるでしょう。

時間療法は、遅れている入眠時間を毎日2、3時間ずつずらしていき、1週間くらいかけて元の時間に戻していく方法です。

例えば、現状3時に寝て10時に起きているとすると、月曜には3時〜10時まで睡眠、火曜は6時〜13時、水曜は9〜16時、そうすると、1週間後には深夜12時頃を入眠時間に変更することができます。

難しければ、2時間ずつで10日程度かけていくのもよいでしょう。

2つ目の方法は、高照度光療法です。

2500ルクス以上の非常に強い光を朝に浴びて、夕方からはサングラスをつけて光を遮断するという方法です。

人は、朝起きて光を浴びることで脳が朝ということを認識して、血管や臓器などの機能が働きはじめるようになります。

それは、人工的な光を利用するという方法です。

3つ目の方法は、メラトニン療法。

メラトニンは、睡眠ホルモンと呼ばれている体内で生成されている物資で、体をリラックスさせ眠気を催させてくれます。

睡眠相後退症候群の人は、このメラトニンの分泌されるタイミングが遅くなっていることがわかっているため、メラトニンをサプリや医薬品として摂取することで、体内リズムを調整する方法です。

メラトニンの成分が入っているサプリメントは、通販やドラッストアなどでも購入することができるため、病院で睡眠相後退症候群という診断をもらう前でも、「最近寝る時間が遅いかもしれない」と思ったら、試してみることをおすすめします。

肝臓の疲れ・肝機能障害

朝起きれない人は、肝臓が疲れていたり、肝機能障害の恐れがあります。

特徴

肝臓は、人の体内に数ある臓器の中でも最も働き物な臓器の一つです。

糖質やタンパク質、脂質の代謝をしたり、胆汁を作ったり、エネルギーを貯蔵して必要なときに脳にエネルギーを送ったり、アルコールを分解したり、解毒作用があったり、さまざまな働きをしています。

この肝臓が、過度なストレスや疲労、飲み過ぎや食べ過ぎ、などいろいろな要因から疲れをためてしまったり、肝機能障害をわずらってしまうと、肝臓の機能が弱まってしまい、体が全体が疲れを感じやすくなる特徴があります。

さらに体内の水分量が不足してしまうようにもなるため、安眠できなかったり、朝起きれなくなることもあるのです。

症状

肝臓の疲れや、肝機能障害により朝起きれない人の症状は、寝ても体がだるくちゃんと寝れた感じがしなかったり、そのせいで朝すっきりと起きれないというものが表れます。

その他にも、胆汁の生成が遅れて脂質やタンパク質の代謝機能が弱まっているため、食後の胃の不快感もあります。

治療法

肝臓を元気にする治療法は、まずアルコールや脂っこい食べ物の摂取を減らすことです。

胆汁を作るスピードを遅らせたり、代謝や分解にエネルギーを使いすぎないようにすることで、肝臓にエネルギーを残し、肝臓の元気回復にそのエネルギーをあてることができます。

また、しじみなどのオルニチン量が多い食材を選んで食べたり、ベータカロチン、ビタミンC・Eが多い食べ物を食べるようにしましょう。

ベータカロチンは、にんじん・パセリ・しそ・春菊・ほうれん草などの色の濃い野菜に多くふくまれています。

ビタミンCは、赤ピーマン・アセロラ・レモン・ケール・ゴーヤ・モロヘイヤ・キウイなど、野菜や果物などに含まれています。

ビタミンEは、いくら・いわし・たらこ・あんこうやうなぎなどの肝・めんたいこなど魚介類に含まれています。

肝臓の疲れを回復したり、肝機能障害を改善するには、食生活や日頃の食事内容を見直して、肝臓をいたわってあげるようにしましょう。

食事だけで、補いきれない場合には、サプリメントなどでオルニチンなどの必要な栄養をとるようにしましょう。

起立性調節障害

朝起きれない病気の候補に、起立性調節障害があります。

特徴

起立性調節障害の特徴は、朝や午前中にかけては体調が悪いのに、午後になると体調が回復しはじめて夜には目が冴えてしまうことがあるという点です。

他にも、中学生や高校生など思春期の子供によく症状が現れるということです。

起立性調節障害は、自律神経に不調をきたしてしまうことが原因で発症してしまう障害です。

子供の場合、中学生や高校生くらいの思春期の頃には、身長や体重が著しく増えて新大尉的な成長が著しい時期です。

身長が1年で10センチ以上伸びるような子も珍しくありません。

それに加えて、ホルモンバランスの変化も大きい年頃です。

男の子であれば、ヒゲやすね毛、脇毛、陰毛など、男らしさを象徴する毛が生えてくるようになります。

女の子であれば、胸がでてきたり、体が丸みを帯びてきたり、初潮を迎えて、段々と女性らしい体になりはじめます。

目には見えませんが、ホルモンバランスが大きく変化しているためです。

一方、自律神経は体の成長の中でも成長が遅いと言われています。体は成長し、ホルモンバランスが変化していく中で、自律神経の成長は追いつかないため、そこに不和が生じてしまい、自律神経が乱れて、起立性調節障害の症状が表れるのです。

そのため、中学生や高校生などの思春期に多い障害になっています。

また、中学生や高校生は、学校での部活動が始まったり、試験や受験があったりと、学校環境も変化します。

友人関係に悩まされたり、勉強や部活動で競争したり、徹夜で勉強したりと、体への疲労が一気に増えたり、ストレスを感じる機会も増えます。

ストレスや過労も自律神経を乱す原因となってしまうため、子供の起立性調節障害が中学生や高校生に表れやすいとも考えられます。

さらに、特徴として、起立性調節障害は完治しづらいことがあげられます。

子供の頃に起立性調節障害と病院で診断され、治療しなおったとしても、大人になってから再発することもあります。

大人になっても朝起きれないという症状があらわれる場合には、起立性調節障害の可能性が。

大人になると、子供の頃とは違った、仕事や人間関係、社会的なプレッシャー、家族のことなど、ストレスを感じる機会も増えていきます。

さらに、飲み会や残業が続いてしまい不既読な生活を続けてしまうことで、起立性調節障害をまた発症してしまうことがあるのです。

症状

起立性調節障害の症状の表れ方はいくつかあり、人によってどのような症状が表れるかはさまざまです。

朝起きれない、朝起きてから頭痛がする、布団から起きた時や座っていて急に立った時に気分が悪くなる、立ちくらみがする、立っていて気を失うことがある、午前中イライラしてしまう、朝起きてから午後くらいまでは頭がぼーっとして集中できない、などがあります。

特徴的なのは、症状が表れるのが主に朝起きてから午前中であるということ。

また立っている時や急に立ち上がったときであるということです。

逆に横になっていたり、座っていたりすると体調が落ち着いたりもします。

また、朝起きてから午前中いっぱいは体調が悪くやる気も出ないのに対して、お昼過ぎ以降には体調が回復してきて、夕方・夜になる頃には元気になり目が冴えてしまい夜寝付けないという特徴もあります。

それなのに、また朝起きれないという状態になり、仮病を疑われたり、精神的な問題と思われてしまうことがあるのです。

治療法

起立性調節障害の治療法は、薬物療法や非薬物治療、説得療法があります。

病院で起立性調節障害の診断を受けると、本人の生活環境や要望、家族と相談しながら治療法を決めていきます。

朝起きれないを解消するために、血圧をあげて体中に血をめぐらせるために、朝起きてから布団の中でできる簡単な運動の実施や、食事の指導などがあります。

食事の指導では、水分をこまめに補給することが伝えれらるでしょう。

朝起きてから布団の中で水分をとり、食事でも汁物などの水分のある食事を、また日中にも水分を持ち歩いてこまめに水分補給するように指示があります。

体の中から水分が減ってしまうと、血液中の水分量が減ってしまい血の巡りが悪くなってしまうからです。

また、食事で塩分をしっかりと摂取することも指導されます。

塩分は、血圧をあげてくれるため、血液が体内で巡りやすくなるからです。

血圧の高い人は塩分を控えるように病院で指導されることがありますが、その逆の発想ですね。

お味噌汁やお漬物、ラーメン、塩味の濃い食べ物を意識的に食べるようにしましょう。

その他にも、病院での診断の結果、重度との起立性調節障害の場合は、投薬治療が開始されることもあります。

血圧を上げる薬や、自律神経に働きかける薬など、その起立性調節障害の症状によって決められます。

また、病院での診断により治療法が決まっても、すぐに起立性調節障害は治るものではありません。

早い人だと2,3週間程で改善の様子がみられることもありますが、多くの人は3ヶ月程度かかるようです。

その間も、朝起きれない症状は続いてしまうため、家族だけでなく、学校や関わりの深い人には、起立性調節障害を理解してもらう必要があります。

起立性調節障害であることをしっかりと伝えた上で、朝起きれないことが当分の間続いてしまうことや、午前中にはぼーっとしてしまったり倦怠感を訴えることがあるなど、起立性調節障害の症状についても理解してもらうようにしましょう。

その際には、病院での診断の内容がわかるよう、病院で診断書をもらって学校の先生にも見せることをおすすめします。

起立性調節障害は、まだまだ認知されていない上に、一見「怠けている」「精神的に弱い」と思われがちな病気です。

治療を進めながらも、起立性調節障害の本人や家族にとっても、なるべくストレスが少ないような環境を作ることも大事だと心得ておきましょう。

「起立性調節障害」かもまずは病院へ。

「朝起きれない…」朝起きたい気持ちはあるのに、どうしても朝起きれない。

朝起きると頭が痛くなってしまう、気分が悪くなってしまう、そんな症状が続いてしまうようだったら、それは病気かもしれません。

初めて聞く人もいるかもしれませんが「起立性調節障害」という病気の可能性があります。

大人なのに朝起きれない、子供が朝起きれない、そう思ったら、まずは病院へ行きましょう。

病院へ行くことで、医師の診断があれば、自分の体の不調の原因や、病気について知ることができ、不安がなくなるかもしれません。

またもし起立性調節障害であっても、これはしっかりと治療していけば、症状が改善され、治ることもあります。

まずは病院へ行き、医師の診断を受けてみましょう。

朝起きれない症状は何科へ行くべき?

「起立性調節障害かも」と思い、そもそも何科へ行けばいいのか、判断に困りますね。

子供が朝起きれない場合には、小児科。

大人の場合には、まずは総合内科がおすすめです。

子供というと、中学生や高校生の子供だと本当にいいの?と思う方もいるかもしれませんが、起立性調節障害の可能性があり、中学生や高校生までは、小児科のある病院で大丈夫です。

起立性調節障害は思春期の自律神経が未発達な状態が原因であると考えられているため、子供の病気ですし、起立性調節障害に関する本や論文などを書いているのは、ほとんどが小児科の医師です。

反対に、大人もかかることができる内科や、精神科などに連れて行くと、起立性調節障害の知識がなくそもそも起立性調節障害の可能性が疑われなかったり、ひどいと「精神的な問題」と片付けられてしまうこともあるからです。

子供が朝起きれない病気かもと思ったら、起立性調節障害について正しい知識をもっている小児科へ行くようにしましょう。

大人で朝起きれない状態が続いてしまうようだったら、まずは総合内科へかかるようにしましょう。

ただ、その際にも注意が必要です。

総合内科で、自分の朝起きれない症状を正しく伝えないと、ここでも「仕事でのストレスによる精神的な問題」や「低血圧」など違う病気と誤診されることがあります。

中学生や高校生の頃、思春期に起立性調節障害と病院で診断されたことがある人はそれをしっかりと伝えてください。

また思春期の頃の病院での診断がない人でも、起立性調節障害であれば、症状がでるのが、朝起きてから昼過ぎくらいまでで午後からは体調が回復しはじめる、朝起きた時以外にも急に立ち上がったときにめまいがする、夜には目が冴えてしまい眠れないなどの、起立性調節障害独特の症状がでるタイミングがあるはずです。

そのような症状の特徴を日頃からしっかりと観察し、医師に伝えるようにしましょう。

その上で、ストレスから来る自律神経の乱れによる起立性調節障害なのであれば心療内科をすすめられたり、残業や飲み会が続いていたり夜勤が多い仕事で体内のリズムが狂ったことが原因の起立性調節障害であれば引き続き総合内科で治療をすすめる、低血圧や血液などの不調からくる起立性調節障害であれば循環器科、というように病院側が診断してくれます。

大人の朝起きれない病気、起立性調節障害の可能性があれば、まずは総合内科で自分の症状を正しく伝えましょう。

病院での診断方法は?

子供の朝起きれない病気は、小児科。大人の場合は総合内科です。

では、病院ではどのような診断方法が用いられるのでしょうか?

まずは、問診が行われます。

どんなときに症状が表れるのか?、「朝起きれない」「気持ちが悪い」「頭痛がする」などその症状はどんなものか?、いつから症状が続いているか?、日頃の生活リズムは?などが聞かれるでしょう。

正しく診断してもらうためにも、自分の朝起きれない状態が気になり始めたら、朝だけでなく日中にも症状を観察しましょう。

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問診で、起立性調節障害が疑われたら、他の病気の可能性がないかも診断されます。

血液検査で血液に問題がないか、血圧を測定し血圧の上がり方や血圧が低すぎないか、心電図を用いて循環に問題がないかなど、を診断します。

ここでも、特に異常がなく、他の病気の可能性がない場合に、ほぼ起立性調節障害であるという診断になり、新起立試験という方法が用いられます。

新起立試験は起立性調節障害のうち、4つあるサブタイプのうちどのタイプに分類されるかを診断するものです。

症状があらわれやすい午前中や朝なるべく早い時間に病院へ来るように指示されるでしょう。

病院へ来ると、検査室など静かで安静のとりやすい部屋で横になります。

あお向けに寝た状態で、聴診器や心電図、血圧計などをセットして、そのまま10分間静かに横になっています。

10分経過したら、横になった状態のまま血圧を測定します。

その他にも、脈拍をはかったり聴診器で血流音を確認します。

その後、医師の合図のもと、さっと立ち上がります。

そこから10分間時間をはかります。

立ち上がった直後、1分後、3分後、5分後、7分後、10分後に、それぞれ血圧の回復具合や、脈拍を測定するというものです。

この際に、頭痛がしたり、気分が悪くなったり、めまいがするなどの症状があれば、そのタイミングや新起立試験後に医師に伝えるようにしましょう。

この新起立試験の結果、サブタイプが診断されます。

起立直後性低血圧、遷延性起立性低血圧、体位性頻脈症候群、神経調節生失神です。

このサブタイプや、症状が軽症か、中症か、重症かにより、治療法や薬などが決まってきます。

診断「起立性調節障害」とは?特徴や症状

病院で聞いたことがない病気を診断されると、不安になりますよね。

「起立性調節障害」とはどんな病気なのか、把握しておきましょう。

起立性調節障害は、自律神経に不調をきたすことで、血圧の調整がうまくできないようになってしまう病気です。

中学生や高校生の子供に多い病気ではありますが、大人でも起立性調節障害になることがあります。

人は本来、夜になると副交感神経が優位になりリラックスして眠くなり、朝起きると交感神経が優位になり体や内臓機能や血圧があがって血がめぐるようになり活動が可能になります。

しかし、起立性調節障害の場合は、自律神経に不調をきたしてしまい、交感神経と副交感神経がスムーズに切り替わらなくなってしまうため、朝起きたときに体が活動できる状態にならず、そのため朝起きれないのです。

ですが、症状の表れ方の特徴として、昼過ぎや午後になると体調が回復してくるということがります。

前述したように、体が活動できるような状態に切り替わらないため、朝起きれなかったり、朝ムリに起きたとしても、血圧が上がらず血の巡りが悪いため、頭痛がしたり、気分が悪くなったり、めまいが起きてしまいます。

職場や学校に行けたとしても、血の巡りが悪いままなため、ぼーっとしてしまいやる気がでなかったりと、頭が冴えない状態が続いてしまいます。

一方で、昼過ぎや午後になると、交感神経が徐々に働きはじめて、体が活動できるような状態になってきて、血圧もあがり、血がめぐるようになります。

そうすると、気持ちも明るくなり、やる気がでて、朝・午前中の不調が嘘のような元気な状態になるのです。

さらに、交感神経がちゃんと働く夜になると、頭がさえて興奮してしまい、寝れずに夜更かしをしてしまうほどです。

起立性調節障害の症状は、朝起きれないなど、午前中に体に不調をきたすけど、午後や夜になると元気になってしまうという特徴がありますから、覚えておけば、自分の朝起きれない病気が、起立性調節障害かもしれないと、可能性を疑うことができるでしょう。

朝起きれない病気=起立性調節障害の原因は?

では、朝起きれない病気、起立性調節障害の原因とは一体なんでしょうか?

原因は、3つ考えられます。

起立性調節障害の原因(1)

1つ目の起立性調節障害の原因は、思春期の自律神経の未発達です。

中学生や高校生のときに起立性調節障害が多いのは、このためです。

中学生や高校生のまだ子供の時期は、身長が1年に何センチものびたり、体重も一気に増えたりと、身体的な成長が著しいものです。

また、ホルモンバランスが大きく変化し、男の子は男性に、女の子は女性へと子供から大人へ変化していく時期でもあります。

脇毛が生えてたり、男の子にはすね毛やヒゲが、女の子は初潮がはじまったり。

そんな中、自律神経は、人の体の中の機能でも、最も成長が遅いと言われているため、中学生や高校生の思春期の子供の頃の、さまざまな体の変化と不和が生じてしまい、自律神経が乱れてしまうと考えられています。

起立性調節障害の原因(2)

2つ目の原因は、ストレスです。

大人であれば、仕事のプレッシャーや、職場の人間関係。家族のこと、お金のことなど、ストレス要因はさまざまなところにあります。

自分では、ストレスを感じていないと思っていたり、うまくストレスを解消できていると思っても、積み重なることで、心はとても疲れてしまっています。

また、子供の場合も、中学生や高校生になると、テストや試験があり点数を気にしたり友達と比較したり、部活動などで競う場面があったり、友人関係に悩まされたりします。

子供の頃は、ストレスに対しても無意識であるため、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまっていることは、よくあることです。

ストレスを溜め込んでしまうことでも、自律神経のバランスを崩してしまいます。

起立性調節障害の原因(3)

3つ目の原因は、体内リズムの乱れです。

子供の頃は大人に比べて少ないですが、中学生や高校生になると塾に通い始める子供がいたり、テストや試験の前、受験シーズンには、夜遅くまで勉強したり、徹夜をしたりすることもあるでしょう。

それ以外にも、スマートフォンやゲームなどをしていて、寝る時間が遅くなることもよくあると思います。

さらに、大人になると、仕事の残業が続いてしまって寝る時間が遅くなったり、飲み会や付き合いで深酒をして帰りが遅くなったり、寝付きが悪くなることも多々あります。

そんな生活が続いてしまうと、体内時計がリズムを乱してしまい、交感神経と副交感神経の切り替わるタイミングが、健常な時と比べてずれてしまうようになります。

そうすると、朝起きたくても副交感神経が優位で体が活動できず朝起きれないなんてことになりかねません。

放っておくと、うつ病・不登校になってしまうかも

朝起きれない症状を放っておいたり、病院で起立性調節障害と診断された後も治療を疎かにしてしまうと、うつ病や不登校になってしまう可能性があります。

子供の起立性調節障害の場合、朝起きれないことは、子供にとって「朝起きれない」そのこと自体が非常に強いストレスになっています。

「朝ちゃんと起きたいのに、起きれない」と自分を責めてしまったり、「親を心配させてしまっている」「本当はお母さんは怠けていると思っているんじゃないか」と家族の態度を気にしてしまいます。

いつも遅刻してしまっていると、教室へ入りづらくなってしまったり、頑張って起きたとしても「学校では仮病だと思われているかも」「先生や友達はどう思っているんだろう」と学校へ行きにくい心理状態になっています。

さらに、遅刻が続いてしまうことで、勉強が遅れてしまい成績が下がったりということも考えられます。

そんな朝起きれない日が続いてしまうと、だんだんと学校に行くのが嫌になってしまい、不登校になったり、人と顔を合わせることさえイヤになり引きこもりになってしまうことがあります。

ひどいと、子供でもうつ病を発症することがあります。

ですから、子供が朝起きれない病気かもしれない、起立性調節障害かもしれないと思ったら、すぐに病院へ連れて行き、冷静に穏やかに、子供に寄り添ってあげましょう。

大人の起立性調節障害の場合も、引きこもりやうつ病の可能性があります。

仕事や会社を遅刻してしまう日が続いてしまうと、職場の同僚からの目線や上司の態度が気になってしまったり、仕事にも支障がでてしまうことがあるでしょう。

そうすると、だんだんと会社に行くことが辛くなってしまい、部屋に引きこもりがちになったり、うつ病になってしまいます。

自分の体の不調が気になったり、起立性調節障害の可能性が高いと思ったら、急いで病院へ行き、正しい診断と治療をしてもらうようにしましょう。

大人でも朝起きれないは病気なの?

思春期の子供の頃、起きたいのに朝起きれないことが続いていた、大人になっても朝起きれない…。

周囲の人からは、「怠けている」「気持ちが弱いだけ」「早く寝れば大丈夫」と言われるけど、大人の朝起きれないは、起立性調節障害という深刻な病気かもしれません

うつ病の可能性は?

朝起きれないのは、起立性調節障害の症状でもありますが、うつ病の症状の1種でもあります。

うつ病のタイプにもよりますが、朝起きれない以外にも、朝起きた時に気持ちが晴れず、何もやる気が起きない、一日中体の疲労感や倦怠感を感じてしまうことがあります。

また、うつ病の症状が重たいと、急に不安な気持ちになったり、何かに襲われているような錯覚や幻聴があったり、死にたいという気持ちになってしまうことがあるのです。

朝起きれない病気の可能性の1つとして、たしかにうつ病が疑われますが、その可能性が高い場合には、すぐに心療内科や精神科のある病院で、症状を回復するようカウンセリングやセラピー、薬での治療を行うようにしましょう。

起立性調節障害とうつ病の症状の違い

しかし、起立性調節障害とうつ病には似た症状があるものの、症状に違いもあるのです。

うつ病は、決まったタイミングや、決まった出来事などをきっかけに気持ちが落ち込んだり、やる気がでなくなることもありますが、ほとんどの場合、症状が表れるタイミングは決まっていません。

朝起きて一日中、うつの症状がでることもあれば、一日中元気で明るい日もあります。

一方、起立性調節障害は症状のでるタイミングやきっかけが決まっています。

大きくは朝起きたときと、横になっている状態や座っている状態から急に立ち上がったときです。

大人も子供も起立性調節障害は、さまざまな要因から自律神経がうまく機能しなくなってしまうため、体が活動するために必要な血圧をあげて血を巡らせたりするような活動状態をスムーズに作ることができないのです。

本来、朝起きたときには、リラックスさせてくれる副交感神経から、交感神経に切り替わることで体のいたるところに活動を指示する信号がだされ、血圧があがり体中に血が巡るようになり、頭が冴えてきて、体が動くようになるのです。

活動したいときに、スムーズに血圧を上げることができないため、朝起きれなかったり、横になっていたり座っていて立ち上がった時、血流がわるくなり、症状が表れてしまうのです。

ですから、朝起きれないや、気分が悪くなる、やる気が出ない、倦怠感など、うつ病と起立性調節障害で同じ症状だとしても、その症状の表れるタイミングを観察することで、ある程度自分で判断することができるようになります。

もちろん病院でも、その症状の表れるタイミングについてしっかりと伝え、正しい診断をしてもらえるようにしましょう。

大人の自律神経が乱れる原因

では、なぜ大人になって起立性調節障害になるのでしょうか?

子供の起立性調節障害は、多くが中学生や高校生などの思春期の頃の自律神経の成長の遅れ・身体の著しい成長・変化するホルモンバランス、それぞれの不和だと説明しましたが、大人の起立性調節障害は、原因が異なっています。

簡単に言えば、「自律神経の乱れ」です。

自律神経が乱れる原因とはなんでしょうか?

仕事のストレス

大人になると、それぞれが仕事に就いたり、家庭を持つようになります。

仕事では、新しい仕事を任されて責任を感じたり、上司の期待によりプレッシャーを感じたり、あるいは職場の人間関係に悩まされることもあるでしょう。

また、家庭では、お金の問題や、夫婦・子供の問題など、気にかかることは山ほどあります。

一度や短期間に非常に強いストレスを感じることもあれば、日々小さなストレスを積み重ねていくこともあるでしょう。

運動をしたり、趣味を楽しんだり、上手にストレスと付き合っていくことができなければ、ストレスが影響して自律神経を乱してしまうでしょう。

不規則な生活リズム

また、仕事上、不規則な生活リズムになってしまう人も多いのではないでしょうか?

交代制で勤務時間がバラバラだったり、夜勤が多い仕事だったり、あるいは残業が多く深夜の帰宅が多かったり。

また、大人になると、付き合いで飲みに出ることも増えるでしょう。

そうなると自然と帰宅や入眠時間が遅くなり、生活リズムが崩れていきます。

すると、体内時計が乱れていき、交感神経と副交感神経の調整ができなくなり、自律神経に不調が表れます。

子供の頃、起立性調節障害だったかも?

中度・重度の起立性調節障害であれば、一度は病院で診断を受け起立性調節障害ということがわかっている人もいるでしょうし、中学生・高校生の思春期の子供の頃、病院で診断を受けていなくても、軽度の起立性調節障害だった人も多くいます。

そんな人は、成長するにつれ、自律神経も発達し、いつの間にか症状が軽減されていたり、気にならなくなっていたりします。

しかし、大人になり、ストレスや生活リズムが不規則になったりすることで、再発してしまうことがあるのです。

その場合、ストレスが原因かもしれませんし、生活リズムの乱れが原因かもしれませんし、全く違って慢性的な低血圧だったり、血管などの循環器に問題があるかもしれません。

子供の頃に起立性調節障害だった人は、大人になってからも、体に負担が大きい生活は続けずに心と体に余裕をもって生活するよう心がけましょう。

大人の「朝起きれない病気」は病院で診断が必要

大人になって朝起きれない病気だと思ったら、すぐに病院での診断が必要です。

自律神経の乱れだけでなく、循環器に問題があったりうつ病になってしまう可能性があります。

基本的には、総合内科にかかることをおすすめします。

自分の症状や、症状が表れるタイミングを正確に伝えて、医師の正しい診断の参考にしてもらうようにしましょう。

また、子供の頃にも同じような症状があったのか、またそのときに起立性調節障害と診断されていたらそのことも伝えるようにしましょう。

その上で、医師が過度なストレスによる自律神経の乱れと診断すれば、心療内科や精神科のある病院の受診をすすめられるでしょう。

あるいは、血圧や、心電図、血液検査などで、異常が発見されるようであれば、循環器科や専門家をすすめられることになります。

初めから、心療内科や循環器科などの専門科にいくと、「精神的な問題」「低血圧」だけの診断になる可能性もあります。

広く判断してもらうためにも、総合内科がおすすめです。

 

まとめ

朝起きれない病気は、あります。大人でも子供でも怠けていたり、さぼっているわけではないことをぜひ把握しておいてください。

  • 朝起きれない病気は、起立性調節障害・うつ病・睡眠相後退症候群・肝機能障害の可能性が考えられる
  • 朝起きれない以外の症状や、症状の表れるタイミングをしっかりと観察
  • 朝起きれない病気を放っておくと、引きこもりや不登校・うつ病になってしまうことも
  • 起立性調節障害の可能性があれば、「朝起きたとき」「起立時」に症状が表れる
  • 子供の起立性調節障害は小児科へ、大人の起立性調節障害は総合内科へ
  • 起立性調節障害の可能性があれば、早く病院の診断を受けること

子供の起立性調節障害であれば、自律神経の未発達が主な原因ですが、大人の起立性調節障害は過度なストレスや循環器科に問題がある可能性があります。

病院を受診し、納得のできる診断をしてもらうことで、早く治療をすすめ、改善に努めましょう。

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